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2020年11月16日無料公開記事

【京都舞鶴港特集】ゲートウエー機能を強化

京都舞鶴港・西港から見る舞鶴市の景色

 関西の日本海側ゲートウエーの役割を果たしているのが京都舞鶴港だ。東港、西港とあり、東港には海上自衛隊の基地、新日本海フェリーのターミナルがある。新日本海フェリーは今年、舞鶴就航50周年を迎えた。西港は、コンテナターミナルのある舞鶴国際ふ頭のほか、クルーズ客船も接岸、海上保安庁の第八管区海上保安本部の巡視船なども着いている。取扱貨物量も順調に推移し、周辺の高速道路のアクセスも向上している京都舞鶴港を紹介する。
■天然の良港
 
 京都舞鶴港は天然の良港として知られている。地理的特長として、湾口が約700メートルと狭いため、地震発生時に、津波に強いことが挙げられる。周囲を高い山で囲まれているため、防風効果が高く、波も穏やかだ。干満差も30センチ以下となっているため、安定した荷役が可能だ。護岸の高さも海抜1.7メートルあり、おおむね数百年から1000年に一度と言われる大規模な津波よりも高い。周辺道路が重要物流道路に指定され、災害時でも主要地域との道路網が確保されていることも特長だ。
 
 開港したのは1901年(明治34年)、舞鶴港東湾(東港)に舞鶴鎮守府が開庁したことにさかのぼる。22年(大正11年)には、内務省が舞鶴西港を指定港湾に指定。45年(昭和20年)には舞鶴地方引上援護局が設置された(58年まで)。48年に国際貿易港に指定、51年に重要港湾に指定された。
 
 2010年には舞鶴国際ふ頭が供用開始。11年には、国際海上コンテナ、国際フェリー・国際RORO船、外航クルーズの機能3点で日本海側拠点港に選定された。
 
 なお、04年からは舞鶴港の通称名を「京都舞鶴港」としている。京都の港であることを強調することが狙いだ。「舞鶴港は引揚港として有名だったが、京都の港だとわかってもらうために京都舞鶴港としている。英語では“Port of Kyoto”と称している。客船誘致の活動でイメージがわきやすく、アピールもしやすい」(京都府港湾局・三島理局長)という。
 
■舞鶴国際ふ頭を機能強化
 
 貨物ふ頭が集まる西港は、ふ頭ごとに役割が異なっている。国際ふ頭は定期コンテナ航路が接岸。第2ふ頭は、クルーズ客船や国際フェリーが寄港する。第3ふ頭は海上保安庁の巡視船が並び、第4ふ頭は内航船が着岸している。喜多ふ頭は、木材などバルク貨物を主要としている。
 
 定期コンテナ船が着く舞鶴国際ふ頭は、岸壁延長350メートル、水深14メートル。当初は岸壁延長280メートルだったが、70メートル延伸して、2017年に供用開始した。ガントリークレーンも18年3月に2基目の設置工事を完了し、供用開始した。コンテナ船2隻や、コンテナ船とバルク船の同時荷役も可能だ。背後のふ頭用地は、荷捌き地、野積み場として約7.2ヘクタールを保有。上屋1棟(2560平方メートル)とCFS上屋2棟(2046平方メートル、2096平方メートル)。
 
 舞鶴国際ふ頭は今後、国際物流ターミナルの機能をさらに強化していく整備も進められている。第2バース(岸壁延長210メートル×水深14メートル)整備の検討や、ふ頭拡張(?期整備)に向けた調査などに着手している。事業を推し進めていくため、今年7月、京都舞鶴港振興促進協議会が設立された。会長に西脇隆俊京都府知事が就任。第2バース整備の早期着手などを盛り込んだ提言書をまとめた。設立総会では、同港を利用する地元企業からバースウィンドウがひっ迫していることなどや、第2バースの早期整備を要望する声が相次いだ。提言書は8月、国に提出された。
 
 東港では、前島ふ頭に新日本海フェリーの専用ターミナルがある。現在の大型フェリー「はまなす」「あかしあ」就航にあわせて、岸壁の増深工事を完了している。
 
■道路アクセスが向上
 
 京都舞鶴港をつなぐ高速道路網も整備が進み、アクセスの改善も進展している。特に京都縦貫自動車道が15年度に宮津天橋立IC(インターチェンジ)-大山崎JCT(ジャンクション)が全線開通。全線開通前、京都市内からは3時間かかっていたが、今ではわずか70分と短縮された。なお大阪は90分(110キロ)、神戸は100分(120キロ)、名古屋150分(200キロ)となっている。
 
 今後、福知山IC-綾部ICの4車線化が20年度完成予定。舞鶴東IC-大飯高浜IC付加車線で事業中。亀山西JCT-大津JCTの6車線化も事業中。八幡京田辺JCT・IC-高槻JCT・IC、大津JCT-城陽JCT・ICが25年度に開通予定と、整備が進んでいる。
 
 さらに舞鶴若狭自動車道・舞鶴西ICと舞鶴国際ふ頭との間を直通で結び、物流機能を向上させるため、西舞鶴道路の整備事業(国直轄事業)も進行中。また、舞鶴市内の道路の渋滞を解消するため、臨港道路の整備も行われている。
 
 舞鶴港の周辺企業だけでなく、高速道路沿いに建つ工業団地からの集貨も進んでいる。舞鶴若狭道路沿いには、綾部工業団地(綾部市)や綾部市工業団地、長田野工業団地(福知山市)など並ぶ。また京都縦貫自動車道沿いにも工業団地、企業が立地している。
 
■外国航路の便数増加
 
 定期コンテナ航路に就航しているのは、韓国航路が週3便と中国航路1便の計4便。興亜ラインと長錦商船の共同配船では水曜と木曜に寄港。どちらも釜山港(釜山新港)と京都舞鶴港は往路、復路ともに3~4日だ。なお、木曜の便は、天敬海運がスペースチャーターしている。高麗海運は金曜に寄港し、釜山からは5日、釜山までは3日のスケジュール。韓国航路では釜山トランシップで世界各地と接続でしている。
 
 中国航路は、神原汽船が大連、青島、上海を結ぶ。舞鶴から大連までは3日、青島までは4日、上海は6日だ。舞鶴港がラストポートになっていて、中国ダイレクト便として活用されている。
 
 9月から新しく就航したのが、ドゥウォン商船(Duwon Shipping)の国際直行フェリー「イースタン・ドリーム」だ。DBSクルーズフェリーが運航していた同船を購入して、舞鶴-韓国・浦項-ウラジオストク間で運航を開始した。同航路の開設は初めて。スケジュールは、舞鶴(金・土)-浦項(日・月)-ウラジオストク(火・水)。日本総代理店はMWライン。
 
 舞鶴市は浦項市と11年7月、京都府とともに「経済交流等の推進に関する協定書」を締結している。就航にあたり、9月17日、舞鶴市の多々見良三市長と浦項市の李康徳市長は、新型コロナウイルス感染防止のため、オンラインで会談。今後も交流を拡大していくことで合意した。
 
■新日本海フェリーが就航50周年
 
 新日本海フェリーが舞鶴-小樽間にフェリー「すずらん丸」を初めて就航させたのは1970年(昭和45年)8月4日。今年、就航50周年を迎えた。
 
 現在、高速フェリー2隻でデイリー運航している。舞鶴-小樽間1061キロを片道約20時間で航行。スケジュールは、舞鶴を午後11時50分発、小樽には翌日午後8時45分着。小樽は午後11時30分発、舞鶴には翌日午後9時15分に到着。関西圏と北海道を結ぶ物流、人流の動脈となっている。
 
 就航している「はまなす」「あかしあ」の大きさは、1万6810総トン、全長224.8メートル、幅26.0メートル、旅客定員746人、車両搭載台数トラック158台と乗用車65台。航海速力が30.5ノット(時速56.5キロ)と高速性を発揮できるのが特長だ。
 
 高速性を生かして航空便と同等のリードタイムで大量輸送できることが可能。航空便であれば、集荷してから空港へ陸送し、翌2日目に関西空港や伊丹空港から新千歳空港に航空輸送して荷捌き。3日目午前に配達する。フェリーであれば、1日目に港に陸送して、舞鶴を出港。2日目夜に小樽着。3日目午前に配達と、航空便とほぼ変わらないのがメリットだ。
 
 フェリーなので船内でトラック・ドライバーが休息をとることができ、シャーシによる無人航送も可能。モーダルシフトにも対応して、ドライバーの労働時間を短縮することができ、環境にもやさしい輸送モードであることも特長。また、新日本海フェリーの子会社マリネックスは各種トレーラーを保有しており、フェリーと組み合わせた海陸一貫輸送も行っている。
 
■10年連続で1000万トン超
 
 京都舞鶴港の2019年取扱貨物量は前年比9.6%増の1186万トンと10年連続で1000万トン超となった。
 
 外貿は16.8%増の490万トンで、輸出が7.7%増の29万トン、輸入は17.5%増の461万トンだった。外貿では、火力発電所の通年運転により石炭が19.7%増の422万トンとなった。背後圏の食品製造工場による輸出入拡大に伴い、製造食品も2.6倍の4万7000トンと増加した。
 
 内貿は5.0%増の696万トンで、移出が9.0%増の354万トン、移入は1.3%増の342万トンだった。新日本海フェリーは3.0%増の566万トンで、内貿全体の8割を占めている。旅客数は11.3%増の8万2000人、車両数は4.1%増の8万9000台だった。なお、フェリーによる貨物量は566万トンと舞鶴港の貨物量全体の48%を占め、次に多かったのは石炭で422万トンと36%だった。
 
 19年のコンテナ取扱量(空コンテナ含む)は6.4%増の1万9812TEUと過去最高となった。実入りのみでは1.4%減の1万3145TEUで、過去最高だった17年並みで、3年連続で1万3000TEU以上となっている。内訳は、輸出が6.2%増の6058TEU、輸入は7.0%減の7087TEUだった。
 
■来年5月に日本客船寄港再開
 
 京都舞鶴港へのクルーズ客船寄港は12年ごろまでは日本客船が年に数回寄港していた。13年以降、外国客船の寄港が徐々に増加。16年、コスタクルーズが、舞鶴港、境港、金沢港、博多港、釜山港で客船を運航する日本海周遊クルーズを開始してからは、全体の寄港回数は急増。17年は39回と最高となった。19年は35回。
 
 なお11万総トン級までの客船は、通常は第2ふ頭に接岸するが、それを超えるメガシップが入港した際は、舞鶴国際ふ頭に着岸させている。MSCクルーズの「MSCスプレンディダ」(13万7936総トン)が18年寄港。ロイヤル・カリビアン・インターナショナル(RCI)の「スペクトラム・オブ・ザ・シーズ」(16万9379総トン)なども19年に着いている。
 
 20年も多数予定していが、新型コロナウイルス感染拡大で、寄港はゼロとなっている。しかし、日本客船の運航が再開されるようになり、京都舞鶴港では21年5月、商船三井客船の「にっぽん丸」が日本一周クルーズで寄港を予定している。
 
■BCP対応をアピール
 
 京都舞鶴港が今後、ポートセールスでアピールしていく点がBCP(事業継続計画)による活用だ。
 
 18年7月の西日本豪雨では、関西から九州にかけて広範囲に強いゲリラ豪雨が発生。高速道路や鉄道など被災して利用できず、サプライチェーン(SC)が分断されて、貨物を送ることができなくなった。同9月、大型の台風21号が関西に襲来し、関西エリアの港湾・空港は大きく被災。SCに支障がでたケースもあった。19年9月には、大型の台風15号が千葉県を、10月には台風19号が関東から東北まで広範囲に被害を及ぼした。東日本の物流に影響を及ぼした。
 
 こうした自然災害で、岸壁や荷役機器の損壊、保管倉庫の浸水・倒壊、コンテナの漂流や倒壊、ドレージ手配の困難など物流に関する問題が発生。被害を最小限にとどめるためにも、平常時から複数の物流ルートを確保することが重視されるようになった。メインポートの代替・補完機能(リダンダンシー)として、舞鶴港の利用を積極的にアピールしていく。
 
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<インタビュー>
京都府港湾局三島理局長
京都舞鶴港でフェリーの役割は重要
 
 ――港勢の推移について。
 
 三島 取扱貨物量は重量トン・ベースで、10年連続で毎年1000万トンを超えている。コンテナ取扱量も2019年は1万9812TEUと過去最高となり好調だ。ただし、今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、4月に落ち込みがあった。回復の傾向にあって、8月時点では実入りで前年同月比15%減だった。徐々に取り戻しつつあるが、年間では前年よりも減少する見込みだ。クルーズ客船の寄港もゼロになり、新日本海フェリーも旅客が減少した。
 
 ――新型コロナ対策について。
 
 三島 港ではふ頭内にポスターを貼ったり、消毒液を設置した。疑わしい症状の人が出た場合を想定して隔離スペースも設置した。関係者の連絡体制が重要になるので、京都府主催の京都舞鶴港安全委員会を開催して情報共有を図っている。ポートセールスを行うのが難しいので、11月10日にオンラインセミナーを開催した。
 
 ――今年は新日本海フェリーが就航50周年を迎えた。
 
 三島 関西経済圏の日本海側ゲートウエーとして舞鶴港の発展に多大なる寄与をいただき大変感謝している。8月に京都府の西脇隆俊知事と舞鶴市の多々見良三市長から新日本海フェリーの入谷泰生社長に感謝状と記念盾を贈呈した。
 
 新日本海フェリーの貨物は、年間1000万トンを取り扱う舞鶴港の半分を占めている。フェリーの旅客数も19年は8万人だった。物流、人流の両面で貢献していただいている。貨物は、北海道の牛乳や生鮮食品など農産物を扱い、それに関連した企業が港の背後に立地している。フェリー航路が京都府北部の振興に役立っている。
 
 フェリーは災害支援機能が高い点も紹介したい。16年の熊本地震の際、北海道の陸上自衛隊が舞鶴港を経由して、熊本まで支援に向かった。18年の北海道胆振東部地震では、帰宅困難者のためにフェリーターミナルを開放してもらった。常時のみならず、非常時にもフェリーは重要な役割を果たしている。舞鶴港にフェリー航路があることは重要で、舞鶴港は新日本海フェリーとともに発展していきたいと思っている。
 
 ――日韓ロ間の国際直行フェリーが就航して1カ月経つ。
 
 三島 主要な輸出貨物は中古車だ。輸入ではロシアから水産物が入ってきている。以前のDBSクルーズフェリーのときとは違う新たな貿易の形が出始めてきている。今後は直行フェリーとなったことの強み、水産物などの貨物を掘り起こしながら航路安定に努めたい。
 
 ――新日本海フェリーと国際直行フェリーを連携させることはあるか。
 
 三島 問い合わせもあって、北海道の貨物を舞鶴港で積み替えて韓国やロシアに運ぶことを検討していると聞いている。そうした貨物も掘り起こしたい。
 
 ――定期コンテナ航路では韓国と中国を結んでいる。
 
 三島 高麗海運が昨年11月から航路を開設して、現在は舞鶴港では週4便、水・木・金・土で入ってきている。ポートセールスがしやすくなった。中国航路は舞鶴港がラストポートで、ダイレクト便になっているので集貨で強みを発揮している。
 
 ――自然災害が増えているが、舞鶴港はどう取り組んでいるのか。
 
 三島 舞鶴港は湾口が狭いため、地震発生時の津波にも強く、岸壁の高さも海抜1.8メートルとってあり安全な港だ。最近では、太平洋側の大規模地震、水害リスクに補完できる港としてのリダンダンシーの提案も行っている。実際、18年の台風21号時には、主要港で荷役できないために舞鶴港を利用したり、またドレージ手配ができないため舞鶴港を利用したケースもあった。
 
 ――客船寄港再開への取り組み。
 
 三島 日本客船で運航再開への動きもある。客船「にっぽん丸」が来年5月3日、日本一周クルーズで舞鶴港に寄港する。必要な対策をとって準備したい。京都府北部の地域振興にクルーズは重要だ。
 
 ――今後の舞鶴港としての取り組み。
 
 三島 舞鶴国際ふ頭が手狭になったので、?期整備に向けた準備作業を進めている。利用者のニーズや作業の進行を考え、7月に京都舞鶴港振興促進協議会を設立した。京都府知事が会長となって活動する。利用している各企業からは、第2バースが必要との声があり、ニーズをとらえ整備していきたい。
 
 また、現在の港湾計画は15年に改定されたものであり、次の港湾計画の準備も行いたい。ただ新型コロナもあって、貨物量予測など調整して、20年代半ばにまとめるようにしたい。
 
 
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日本通運舞鶴支店
エネルギー産業とともに
 
 日本通運舞鶴支店は、舞鶴市、綾部市、福知山市、丹後エリアなど京都府北部のほか、福井県南部の一部を事業対象範囲としている。
 
 戦後、事業を開始したころは、近隣の大型工場の操業に関わる海運、陸運、鉄道物流に携わってきた。しかし、船舶の大型化や荷役設備の効率の向上に伴い、港湾での事業展開が加わり、火力発電所の荷役需要も高まり、港湾荷役事業免許を2012年に取得。近年は、近隣の工業団地はもちろん、京阪神まで含めて企業物流を担い、関西の日本海側の輸出入拠点として運用している。
 
 舞鶴国際ふ頭には、自営倉庫2棟を持ち、一般貨物、バラ貨物に対応している。岸壁に近いので、横持ちの必要がないことがメリット。またFAZ倉庫など他の倉庫も活用している。港の後背地である福知山・綾部エリアに多くの工業団地や物流施設があることから、JR貨物の福知山オフレール・ステーションを使い、モーダルシフトや複合輸送での国内展開も図っている。
 
 今後は、輸送の規制がともなう、リードタイムや取り扱い条件の厳しいリチウムイオン電池を、舞鶴港から出してSLB(シベリア・ランド・ブリッジ)で東欧・ロシアへ輸送したい考え。舞鶴支店は2014年、京都の伝統工芸品を舞鶴からモスクワまでシベリア鉄道を利用して国際複合一貫輸送を行い、「Sea and Rail MM10000」としてサービスを開始した。日本海側発のリチウムイオン電池については、2018年3月にサービスを開始しており、問い合わせも多いという。また、舞鶴支店では、貨物の輸出梱包からの一貫取扱を組んでいて、阪神エリアとそん色ない対応も目指している。
 
 日通舞鶴支店は火力発電所の石炭からリチウムイオン電池などエネルギー関係の貨物を幅広く取り扱っている。舞鶴港をパワーポートと位置付け、今後も取扱貨物量を増やしていきたい構え。舞鶴港について、朝比奈達治支店長は「いい港なのでぜひ、活用していただきたい」と利用を期待。舞鶴海運事業所国際輸送課の室田和弘調査役は「TSR、SLB、極東開発に力を入れていきたい」と強調。舞鶴支店の従業員数は約280人。
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