東海汽船　上期は経常損失6.1億円　旅客減少も貨物は堅調

　 東海汽船の2021年上半期（1～6月）連結決算は、営業損失が5億8100万円（前年同期は9億6200万円）、経常損失が6億1400万円（同8億4200万円）だった。前年同期からは赤字幅を縮小したが、引き続き新型コロナウイルスの影響で乗船客数が減少した。一方、コロナ禍の巣ごもり需要により、生活関連品目の宅配が増え、貨物輸送量は堅調に推移した。売上高は5.2%増の40億4700万円だった。同社は、...