【連載】成田新貨物構想の焦点①
他国・地域事例学ぶ立場から

　成田国際空港会社（NAA）が「新しい成田空港」構想検討会の中間とりまとめとして昨年3月に「東アジアの貨物ハブ」を目指す方針を示して1年。4月12日の検討会では空港オペレーション案として機械化を推進する方針を示した。かつて旅客、貨物実績で世界トップだった成田はハブ化を推進する周辺新興国に抜かれたが、今度は各空港の先進事例や人口減少下での人手不足といった国内事情も踏まえながら、世界で存在感を示してい...