清水港・新興津地区
岸壁延伸に着手、3隻着岸可能へ
25年度完了目指す

　清水港・新興津地区のターミナルで国直轄による岸壁延伸工事が始まった。国土交通省中部地方整備局と静岡県、静岡市は4日、着工式を開催した。新興津地区ではコンテナ貨物や輸入パルプなどの取扱量増加や寄港船舶の大型化が進展しており、岸壁の混雑や延長不足により、船舶の沖待ちや非効率な輸送が生じていた。新たに耐震強化岸壁として200メートル延伸することで3隻同時着岸が可能となり、沖待ちの解消や物流生産性の向上...