マースク・クラークCEO
3Qに供給過剰の影響顕在化か
収益性向上へ

　マースクのヴィンセント・クラークCEOは2日に開催した決算説明会で、今後のマーケット見通しについて語った。現在は紅海情勢の悪化による喜望峰経由への迂回に伴い、コンテナ船の過剰船腹が吸収されている。しかし、クラークCEOは、「紅海情勢がいつまで続くかは不透明だが、最終的には新造船竣工による過剰船腹量の影響が勝るだろう。第３四半期（7～9月）以降に影響が顕在化すると予想している」と説明した。「市況の...