2008年8月12日
管制塔
◆8月初旬、羽田からの最終便で実家に向かった。夜9時半ごろに到着し、遅めの食事を済ませ、一息つくと、上の階で眠っている新しい家族の様子を窺いにそっと階段を昇った。一児の母親へと変身を遂げた姉に導かれ、かつて彼女が使っていた部屋を覗いてみると、薄明かりの中、ベビーベッドで機嫌よく眠っている赤ん坊の姿があった。まだ寝返りも打てない、小さな命だ。枕元では“星に願いを”が流れていた。◆眠りを邪魔しないよ...
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