2009年3月26日
管制塔
◆友人のすすめで、民俗学者・宮本常一が著した『忘れられた日本人』を読んだ。戦前から高度経済成長期まで、日本各地で膨大なフィールドワークを行った著者が、1960年に出版した本だ。訪れる土地をつぶさに見て歩き、民家に滞在しながら収集した逸話や、本人による体験談の数々は、具体性とバラエティに富みおもしろい。――「私の知りたいことは今日の文化を築きあげてきた生産者のエネルギーというものが、どういう人間関係...
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