タイ国際航空　貨物部門など分社化へ

　タイ国際航空は経営改善に向けた長期計画として貨物部門の分社化を検討している。地元メディアによると、貨物、ケータリング、グランドハンドリング、エンジニアリングの４部門を分社化し、民間資本を注入する考え。　同社は昨年、燃油価格高騰、燃油ヘッジ損、旅客需要減退などの経営環境悪化から214億バーツの損失を計上し、過去43年で最悪の事態に見舞われた。金融機関からの緊急融資を受けているものの、今後の経営改善...