日本貨物航空　第１四半期決算　経常赤字65億円　売上高半減、損失３倍

需要減退の減収分を補えず 　日本貨物航空（ＮＣＡ）の今年度第１四半期（４～６月）決算は、不況に伴う事業環境の悪化で65億2300万円の経常赤字となった。損失規模は前年同期の約３倍に拡大した。貨物需要減退、単位収入低下、燃油サーチャージ収入減と減収要素が重なった結果、売上高は前年同期比48.5％減の120億5900万円。コスト削減の取り組みに加え、燃油価格下落による燃費減もあったが、需要減退による減...