大韓航空　１～９月累計決算　前年の不振が響き141億円の損失計上

　大韓航空の第３四半期決算（１～９月累計）は、今年前半の業績不振が響き、営業段階で約16億円、最終段階で141億円の損失を計上した。前年に比べて燃油費が減少したことから、営業段階で80億円、最終段階で860億円程度の収支改善が見られた。ウォンの対ドル相場上昇による為替差損の圧縮も収支改善につながった。 　総売上高は前年同期比9.1％減の約5260億円。旅客需要が今年後半に入って回復傾向にあり、７...