2009年12月15日
【キーマン・インタビュー】日本大学経済学部教授・加藤 一誠氏(中) 羽田の負債返済方策を 利用者の使用料可視化も
――関空は巨額の負債を抱えているが。
加藤 関空の赤字は、滑走路など下モノの負債によるもので、経営の失敗が主因ではない。関空は開港の過程から言って、時代の産物という側面がある。70、80年代は公共事業への批判が高まった。政府は「小さな政府」の流れの中で民間活力導入を推進するいわゆる「中曽根民活」を実行し、関空が出来た。その10年前なら、成田と同じ公団方式の会社となり、滑走路などの下モノは、国...
新規会員登録の方はこちら
- ・新規会員登録はこちらからお進みください。
- ・フリートライアルの申込みもこちらから。