【プロフィール】日本大学経済学部教授　加藤一誠氏　“バタやん”をこよなく愛す　空港関係の研究に携わる

教授に恵まれる 　生まれも育ちも京都。実家は長く陶業を営む。一人っ子のため、高校卒業時には実家を継ぐか、大学に進学するか、家族内会議が開かれたようだ。地理を専攻することを希望していたが、京都で専門学科がある大学は限られていた。受験浪人は避ける必要もあり、同志社大学経済学部への進学を決めた。当時は同大学ラグビー部の全盛時。後に日本代表になる大八木淳氏がキャンパスを闊歩（かっぽ）していたという。 ...