伊東全日空社長　公正・公平な競争環境を　日航へ公的資金投入で懸念

　全日本空輸の伊東信一郎代表取締役社長は14日の定例会見で、経営再建中の日本航空に対して公的資金が投入された場合、「競争環境のゆがみ」が生じる可能性があることに懸念を示し、政府に対して改めて公正・公平な競争環境の確保を求めた。日航はあす19日にも東京地方裁判所に対し、会社更生法の適用を申請する見通し。官民出資ファンドの企業再生支援機構の下で再建に取り組むが、その過程で運航に問題が生じた場合の代替輸...