国際空港上屋　通期、黒字転換へ　コスト削減を徹底

　成田国際空港で上屋業務を行う国際空港上屋（ＩＡＣＴ）の10年６月期上半期（09年７月～12月）の状況は、売上高が前年同期比0.6％減の30億円、営業利益は１億3000万円だった。景気悪化による取扱量の減少を受け、一部上屋スペースの返却、現場作業員の削減を行うなど、コスト削減を徹底することによりプラスで折り返すことが出来た。下半期は取扱量の季節変動もあり上半期並みの売上高確保は難しいが、通期見通し...