【エアカーゴ最前線・関西編】（43）「Ｋｉｘ―Ｍｅｄｉｃａ」　医薬品専用共同定温庫が稼働

　関西国際空港の国際貨物地区で先月30日、国内空港で初となる「医薬品専用共同定温庫」が本格稼働した。従来の簡易貨物上屋を改修したもので、施設整備費は約１億円。関西国際空港会社（ＫＩＡＣ）が整備し、キャセイ関西ターミナルサービス（ＣＫＴＳ）が運営する。 　約750平方メートルの庫内では、約650平方メートルを20度に設定し、約100平方メートルを５度とする。庫内で航空コンテナ、ユニット・ロード・デ...