８月のデジタルカメラ総輸出　５カ月ぶり増加

　カメラ映像機器工業会がまとめた８月のデジタルカメラ総輸出台数は、前月比10.9％増（前年同月比＝0.4％減）の872万9783台となり５カ月ぶりに前月実績を上回った。季節要因として７月の出荷量が抑えられた反動でプラス転換したと見られる。主力の欧州向けが6.3％減とマイナスだったが、米州、アジア向けは２ケタ増だった。円の独歩高状況が続く中で、クリスマス商戦に向け、欧州向けが伸びていくかが焦点となる...