大震災発生以降の国内貨物　輸送ルート・モードに変化　一部航空への転換も

　東日本大震災の発生以降、国内貨物の輸送ルート・輸送モードに変化がみられる。東北向けの貨物が北海道に航空輸送・集約されてから東北各地に輸送されるケースや、従来は陸路で北海道向けに輸送されていた貨物が一部航空輸送されるケースもある。また、３月下旬以降、九州から羽田空港向けに航空輸送が増加傾向にある、との指摘もある。関東での商材不足に対応するための荷動きが、こうした航空輸送に含まれている可能性もある。...