シンガポール燃油平均価格　再び上昇に転じる　サプライチェーン復旧懸念

　航空会社が燃油サーチャージ（ＦＳＣ）改定の指標とするシンガポール燃油平均価格が再び上昇に転じ、７月は前月比2.31ドル高の129.22ドルとなった。日本貨物航空（ＮＣＡ）は４日、国土交通省に９月１日以降のＦＳＣの据え置きを申請した。東日本大震災で影響を受けたサプライチェーンの復旧が進み、秋に向けて荷主の増産の動きも出ており、復旧から復興への動きが進んでいる。その中での燃油価格上昇の動きは経済活動...