ＮＣＡ大槻哲史社長、年頭あいさつ　国際競争力、一段と高める

　2011年は、前半は東日本大震災関連の緊急輸送などの需要もあったが、後半については荷況の盛り上がりもなく、大変に厳しい状況となった。12年に関しても、日本については歴史的な円高、また欧州の経済危機など世界景気動向の不安定な状況が続くものと見られ、国際航空貨物の需要が大きく回復するとは考えにくいが、年後半の回復に期待はしたいところである。 　また、オープンスカイの進展や、首都圏空港の発着枠拡大に...