ＩＡＴＡのタイラー事務総長　各国政府間の調整求める　排出量削減

　ＩＡＴＡ（国際航空運送協会）のトニー・タイラー事務総長は18日、ＩＣＡＯ（国際民間航空機関）主催の国際航空運送シンポジウムで、各国政府などの統治機関に対し、航空業界の持続的成長性へのサポートを呼びかけた。特に、ＣＯ２排出量の削減については、「ＩＣＡＯを通じた各国政府間での調整が必要」とし、欧州の炭素排出量取引制度（ＥＴＳ）の航空業界への適用を改めて批判した。 　タイラー事務総長は、「航空業界...