ＯＬＴ事業者　ハード・ソフトで品質追求　情報照合など保安徹底　新型車開発や温調車導入も

　空港間の保税転送（ＯＬＴ）サービスを手がけるＯＬＴ事業者は、新型車両の開発や、保安対策を含めた高品質サービスの提供などハード、ソフトの両面で差別化に取り組んでいる。保安に関しては、ＧＰＳ搭載車両の導入による貨物の動態把握とともに、貨物搭載時の荷台ドア封印、車両・貨物情報の照合、協力会社を含めた形での講習会開催などにより、対策を強化している。また、顧客ニーズに対応するために新型車両の開発に取り組む...