国内航空貨物、荷動き鈍る　９月、６カ月ぶりマイナス

　今年度に入ってプラスで推移してきた国内航空貨物輸送量だが、９月は６カ月ぶりにマイナスとなった。日本航空の供給スペース増加もあって前年を上回る輸送量が続いてきたが、沖縄への台風の直撃や、九州の豪雨で野菜や果物など生鮮貨物の荷動きが鈍ったことも影響したもようだ。一方、宅配貨物の荷動きは堅調との声が聞かれる。通信販売需要の高まりも受けて、今後も宅配貨物の底堅い荷動きに期待が寄せられる。 　国内航空貨...