九州の国際航空貨物マーケット　安定需要の生鮮に関心　フォワーダー、輸出を強化

　九州の国際航空貨物マーケットではこれまで主力だったハイテク関連の荷動きが停滞する一方、生鮮貨物の荷動きが安定していることから、生鮮への関心が高まっている。九州産の農水産物や肉類への海外での需要は底堅く、現在は福島原発事故発生以前のレベルに回復したと言われる。九州に拠点を置く航空貨物フォワーダーは、生鮮を新たな取扱品目の柱とするため、九州各地で営業を強めている状況だ。 　山口県を含む九州経済圏を...