Ｂ７８７型機　運航再開めど立たず　全日空　機材・路線見直しも

　全日本空輸の殿元清司常務取締役執行役員は31日の決算会見で、Ｂ７８７型の運航停止の影響に言及した。１月16日の重大インシデント発生から１月末までで約14億円の減収が生じ、そのうち２億円弱が貨物への影響であると説明。殿元常務は、現時点で運航再開のめどがたっていないとした上で「（運航再開が）遅れれば導入機材計画、路線展開の見直しも発生する。臨機応変に考えたい」と語った。殿元常務はまた「接続便や前後便...