銀座農園　星港向けに農産物輸出　対象国拡大、２年で３億円

　農業商社業務を手掛ける銀座農園（本社＝東京都中央区、飯村一樹代表取締役社長）は今月末からシンガポール向けに農産物輸出事業を開始する。Ｅコマースサイトで海外の顧客から注文を受け、提携する日本の産地直売所の産品をシンガポールに空輸し、現地で宅配する。輸入ライセンスを持つ現地法人を持つ強みを生かし、現地のニーズに対応した輸出モデルを展開する。海外で日本産以外の農産物との競争が激しさを増す中、同社は品質...