新関空会社　ＯＡＴ株式取得方針を決定　伊丹ビル含め一体運用へ

　新関西国際空港会社は５日開催の臨時取締役会で、伊丹空港で旅客ターミナルビルや貨物ターミナルビルを運営する大阪国際空港ターミナル（ＯＡＴ）の株式取得に向けて今後、既存株主と調整する方針を決議した。伊丹空港のターミナル運営も含めることで、関空と伊丹空港の一体運用の相乗効果をさらに高める。 　ＯＡＴの資本金は12億円。発行済み株式数は240万株。大阪府20％、大阪市20％、兵庫県６％、神戸市４％と...