燃油価格上昇　NCA、FSC据え置き

　航空会社が日本発国際航空貨物の燃油サーチャージ（FSC）改定の指標とするシンガポール燃油平均価格の4月価格が1バレル当たり70.06ドルと2カ月ぶりに上昇した。同価格を受け、日本貨物航空（NCA）は、2015年6月以降のFSCを据え置く。具体的には、北米、中南米などのTC1が1キロ当たり58円、TC2が58円、香港、中国、韓国、台湾向けの近距離のTC3が41円、遠距離のTC3が49円。