北海道　交通政策指針を策定　国際物流拡大へ港湾・空港を機能強化

　北海道はこのほど、2030年度を目標とする交通政策総合指針をまとめた。まず20年度までの今後3年間で実施する重点政策として、インバウンド需要の取り込みや国際物流拠点の強化、過疎地域での物流体制の維持などを挙げる。その後、30年度までにグローバル化に対応した交通・物流ネットワークを構築する。具体的には新千歳空港の機能強化を通じた国際航空貨物の誘致と、北極海航路での北海道港湾活用、同産食品の輸出拡大...