9月の国際航空貨物量　関空、台風影響で4万トン減　成田など代替も補いきれず

　東京、大阪税関などが4日発表した9月の主要5空港の国際航空貨物取扱量（速報）によると、同月の関西国際空港の総取扱量は前年同月比60％減の2万9474トンだった。台風21号の影響で同月4日から国際貨物地区の機能が停滞したため。関空は直近まで月間平均7万トンを取り扱っていたが、約4万トンの剥落となった。これを成田や羽田、中部が代替したが、3空港の合計取扱量は直近の8月から計3万トンを上積みするにとど...