米搭載前報告、6月本施行へ　邦人航空、試験運用を開始

　米税関当局が米国向け航空貨物に対し、航空機搭載前に詳細な貨物情報の報告を求める「航空貨物事前スクリーニング」（ACAS）制度が6月から本施行される。同制度の本施行後は、米当局に対して従来よりも早いタイミングで詳細な貨物情報の報告が求められる。報告期限は貨物搭載前とされ、米当局の承認を待って搭載できるようになることから、米国向け航空貨物の書類のやりとりや搭載荷役が煩雑化、長時間化する恐れがある。全...