旅客需要低迷の影響鮮明に　航空会社や空港運営に打撃

　新型コロナウイルス感染拡大の影響が鮮明になってきた。海外ではヴァージン・オーストラリア航空が任意管理手続き（日本の民事再生法の手続きに相当）に入ると発表。事実上、経営破綻した。内外で国際線を中心とした大幅な旅客便の運休・減便が響いている。日本ではANAホールディングス、日本航空が2020年3月期通期連結業績予想を下方修正した。国際航空運送協会（IATA）は新型コロナウイルスの感染拡大が世界的に数...