新型コロナ影響、本格的正念場　民間運営委託、広島空港3カ月後ろ倒し

　新型コロナウイルス感染拡大で航空ネットワークが大幅に制限される中にあって、運営権設定・民間委託（コンセッション）制度による空港運営事業が、本格的な正念場を迎えている。来年4月の民間運営開始を予定していた広島空港は、準備・手続きを含む今後のスケジュールを3カ月後ろ倒しすることになった。今年6月に一括民間委託の第一弾が開始される北海道内7空港は現時点でスケジュール変更は予定されていない。北海道内7空...