国内航空貨物　5月が底、6月は回復局面へ　復便も進む

　国内航空貨物動向は、5月を底として6月は回復局面に向かうもようだ。新型コロナウイルス感染拡大に伴う移動自粛を背景に、4月に入って運休・減便、機材小型化が顕著となり、航空会社の供給スペースが限られる状況が続いてきた。6月は旅客便の復便の動きも聞かれ始めており、現時点では供給スペースは回復に向かうものとみられる。他の輸送モードにシフトした貨物を今後、迅速に航空輸送に取り戻すことが鍵となりそうだ。 ...