2020年7月10日
【連載】新型コロナと航空政策<下> 環境対策の持続性重視
国際民間航空機関(ICAO)は、航空分野の温室効果ガス削減策の一環である排出権取引制度の基準値を、2019年の二酸化炭素排出量に基づいて算出することを決めた。従来は19年および20年の平均値を基準とする計画だったが、20年は新型コロナウイルス感染拡大および渡航制限により国際旅客便が激減している。これに伴う基準値の大幅な変動を避けることが目的だ。国際旅客便激減で、空の環境負荷が軽減されたという指摘...
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