三菱航空機　「M100」開発凍結、新型コロナ影響見極め

　三菱航空機は、4日にオンライン開催された第287回『航空と宇宙』定例講演会「COVID-19が航空に与える影響と今後を考える」で、同社が開発するリージョナルジェット機「三菱スペースジェット（MSJ、旧MRJ）」事業について、現在は最初のモデルであるM90型機（76～92座席）の型式証明取得に集中している状況だと説明した。派生型であるM100型機（70～88座席）の検討はいったん凍結している。新型...