日本郵船の航空運送　通期予想、経常益190億円に　単価伸び大幅増収

　日本郵船は5日、2021年3月期の通期連結業績で、日本貨物航空（NCA）の業績が含まれる「航空運送事業」の経常利益が190億円になる見通しだと発表した。20年4～9月期（上期）に、航空貨物スペースのひっ迫を背景にした輸送重量の増加と単価の上昇が継続。同期は、売上高が前年同期比50%増の544億円、経常利益が132億円の黒字（前年同期は91億円の赤字）と大幅な増収増益だった。国際線旅客便は下期も大...