2020年11月4日
【インタビュー】中部国際空港会社・犬塚力社長 コロナ禍で貨物重要性浮き彫りに
――新型コロナウイルス禍における空港経営の現状は。
犬塚 黒字化が何とか見込めそうなボーダーラインとして私の頭の中にあるのは、年間旅客数900万人程度。これは、リーマンショック後の赤字から脱却し黒字化を達成した2010~12年レベルの旅客数。しかし、今期は4~8月の5カ月で54万人。今後、回復に向かうにしても、黒字化が見込める水準には遠いと言わざるをえない。
国際線が回復してこなけれ...
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