全国の国際航空貨物量＜2020年＞　コロナ影響、総量15%減の315万トン

　財務省関税局が発表した2020年の全国の国際航空貨物取扱量（確報）によると、国内全空港の総取扱量は前年比15.1%減の315万2993トンだった。20年は、特に4月頃から新型コロナウイルスの感染拡大に伴って国際線旅客便が激減。貨物スペースの縮小に加えて輸出入需要も鈍化し、全国総量は4～6月に3割減まで落ち込んだ。しかし、10月以降は貨物機や旅客機によるスペースの拡大に輸出入需要の本格化が乗じて1...