ANA、20年度の国際貨物21%減

　ANAホールディングスがまとめた2020年度（20年4月～21年3月）のグループの貨物郵便輸送実績によると、国際貨物は前年度比21.0%減の59万1317トンだった。同期は新型コロナウイルスの影響で国際線旅客便の減便・運休が継続。同社は貨物機や旅客機を投入して貨物専用便を多く運航し、秋以降は需要の回復が加わって物量の伸びが加速した。国際貨物は昨年12月には前年超えに転じ、1月以降は2桁増が続いた...