10月の世界の航空貨物14%増　荷量横ばいも運賃は上昇強める

　棒グラフは10月の世界の航空貨物の搭載重量と供給スペース、搭載率を2019、20年同月と比べて増減率を示したもの。新型コロナの影響で市場が低調だった前年同月からは重量が14％、供給スペースが17%増と9月並みの伸び幅だった。重量はコロナ前の19年同月比で見ると9月から2ポイント上昇の3%増。スペース供給は19年同月比で13%減とほぼ9月並みにとどまり、秋のピークに向けた急激なスペース拡大の動きは...