アジア系航空会社＜10月＞　異例のピークで輸送量大幅増

　アジア系航空会社の10月実績（表参照）をみると、前年同月比で輸送量および供給量ともに大幅に増えた。新型コロナウイルス禍で年末へのピークシーズンは2年目となるが、需要は引き続き強く、ロードファクター（LF）は前年同月と同水準だった。“異例”のピーク需要への対応で、キャセイパシフィック航空（CPA）は旅客機貨物便の単月運航実績として最高の963便を運航。供給量はコロナ前の2019年10月比で約70%...