上海線の国際貨物便
ロックダウン継続で減便続く

　中国・上海で事実上のロックダウン（都市封鎖）措置が続いていることで、航空各社の日本―上海線の貨物便の供給は引き続き減少したままだ。邦人航空会社を中心に、先週時点で運休や間引き運航を余儀なくされる会社が多かったが、引き続き現地上屋の荷役や航空機のランプハンドリングなどの体制が整わず、従来の頻度での運航が難しい。現地の経済活動の停滞に伴い、上海線の貨物需要の低下も囁かれる。 　上海市が事実上の...