IATA業績予測
23年に黒字化、貨物は売上2.5割減

　国際航空運送協会（IATA）はこのほど、世界の航空会社の業績予測を更新し、2023年に新型コロナウイルス禍が発生して以来、初めて黒字化する見通しを示した（表参照）。23年通期業績予測は、売上高が7790億ドル（約107兆円）、営業利益が32億ドル、純利益が47億ドル。中国など国際線の復便がさらに進んでいくことや、燃油コスト高が低減されることなどをプラス要因とした。貨物売上高は1494億ドルと予想...