邦人航空3社の国際貨物事業
10〜12月期はコロナ後初の減収も

　ANAホールディングス（HD）と日本航空、日本貨物航空（NCA）の業績を含む日本郵船の航空運送事業の2022年4～12月期決算によると、国際航空貨物事業の収入は重量単価の高止まりで3社が揃って増収を維持した。しかし、10〜12月期単体を見ると、上昇一途だった重量単価が上半期との比較で下落し、ANAHDと日航はコロナ後初の減収に転じた。国際航空貨物の事業環境が大きな節目を迎えている。 　22...