2022年のアジア主要空港
国際貨物、前年比1割減

　2022年、アジアの主要空港を出入りする航空貨物は、好調だった前年から大幅減を余儀なくされた。香港、仁川、台北、成田、シンガポールの5空港の合計取扱量は前年比12%減の1387万トン。仁川や台北、成田はコロナ前の19年を上回る物量を確保したが、香港が500万トンを取り扱った前年から大きく物量を減らして420万トンだった。いずれの空港も、特に昨年後半から物量の落ち込みが顕著になっている。 　...