世界の航空貨物量
3月下旬は物量が下降線に

　航空貨物情報調査会社のワールドACDによると、3月20〜26日の世界の航空貨物取扱量は前週から4%の減少に転じた。世界の貨物量は、3月は2月から若干増の水準で横ばいの推移が続いていたが、下旬に入り下降線を描いている。3月は物量の上昇が続いていたアジア発が減少に転じたほか、欧州、米州発は3週以上連続して物量を落としている。需要期の収束で重量水準が下がる一方、運賃は横ばいで底堅い。 　グラフは...