4月のアジア主要空港
5空港で15%減、荷動き鈍化続く

　4月のアジア主要5空港の国際貨物取扱量は、香港、仁川、台北、成田、シンガポールの5空港の合計で前年同月比15%減の103万3597トンで、5空港が揃って前年割れだった。首位の香港が3カ月ぶりに前年割れに転じたほか、仁川は15%減と2桁減が継続。台北、成田は揃って2割減と大幅減が続いている。5空港の貨物量は需要期の3月に110万トン台を回復したが、4月はかろうじて100万トンを維持した格好だ。 ...