関西エアポート23年度決算
最終益155億円、4期ぶり黒字化

　関西エアポートが13日発表した2023年度（23年4月～24年3月）連結決算は、当期純損益が155億円の利益（前年度は190億円の損失）となり、4期ぶりに黒字化した。関西空港、伊丹空港、神戸空港の3空港の合計発着回数が22%増、航空旅客数が60%増と需要が回復した。特に関空の国際線旅客便は、旺盛なインバウンド需要に牽引され、航空機発着回数、旅客数ともに大幅に増加した。 　営業収益は87%増...