IATA統計・5月
アジア―北米線の物量が前年比11%減

　国際航空運送協会（IATA）がまとめた統計によると、2025年5月の総貨物輸送量（貨物トンキロ＝CTK）は前年同月比2.2%増で、3カ月連続増となった（表参照）。国際貨物の輸送量は同3.0%増。国際貨物では、他の地域が1ケタ前半の成長にとどまる中、アジア太平洋発は8.2%増と大きく増加した。しかし、世界最大の航路であるアジア―北米線（市場シェア24.4%）の貨物量は前年同月比10.7%減と激減し...