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2025年7月11日

【<連載>空港現場の熱中症対策③】
日本貨物航空
格納庫内作業にサーマルバンドで安心感

 日本貨物航空(NCA)は、成田空港格納庫での従業員の体調や安全を考慮した熱中症対策を実施している。航空機部品や資材を扱う整備計画部資材統制チームでは、2025年度から新たにサーマルバンドを導入した。装着することで深部体温の上昇変化を測定し、3段階で評価する。具体的には、正常だと青色、注意だと黄色で音を発し、危険だと赤色で音が大きくなるほか、バイブレーションが起こる。体調変化の把握、また、緊急時は...